豚に真珠

サンバのリズムに乗せられて、いつの間にかそのオレンジ色に魅了される。それが清水エスパルスというチームなんだ

清水エスパルスである限り、レフェリーを批判してはいけない

我々が清水エスパルスである限り、どんなレフェリングが成されようともレフェリーを批判してはいけない。たとえ相手がFKを手にしたい故ダイブしてこようとも、ファールされた腹いせに報復していても、その判定が納得いかない結果になろうとも我々が清水エスパルスである限り、決してレフェリーを批判してはいけないのだ。我々が戦うべき相手はレフェリーでない。レフェリーに勝ったからと言って肝心の試合に勝てなければ、勝ち点3は手に入らないのだ。少なくともピッチ上では、ゴールのためにボールを蹴り、走り、デュエルで勝ち、そして勝利する。これだけでいいのだ。レフェリーと戦うという、このうえなき無駄な戦いに全力を尽くすべきではないのだ。

 

我々は清水エスパルスである限り、試合の結果に左右する重大なジャッジが下されたとしても、それに対していちいちレフェリーを批判するような器の小さいチームであってはならないのだ。なぜなら、ただでさえレベルが低いとわかっているはずのレフェリーに対してレフェリングを批判するということは、カレー屋に対して「このカレー辛いじゃねーか!」と当たり前のことを言うめんどくさいクレーマーと一緒だからだ。少なくとも、清水エスパルスはそうであってはいけない。