ヤコヴィッチvsクリスティアーノ
豚似真珠「こんにちは!今日は日立台サッカー場からヤコヴィッチvsクリスティアーノのパッキャオvsメイウェザー並の世紀の1戦を録画でお送りします。実況を担当します豚似真珠です。『豚似』が苗字です。そしてこの1戦の解説をスポナビから来てくれました、猫煮小判さんが担当します。よろしくお願いします」
猫煮小判「よろしくお願いします」
豚「さあ、5月2日の日立台ですが、コンディションはこちらです」
豚「まさにサッカー日和ですね」
猫「本当にそうですね」
豚「それでは試合に参りましょう!第1ラウンドです」
ラウンド1
豚「開始24秒でいきなり訪れます」
猫「いきなり来ましたね」
豚「クリスティアーノが仕掛けます」
猫「クリスティアーノが1歩前に出てますね。しかしヤコヴィッチも速いです」
豚「クロスを上げますが、ここは繋がらず。最初は軽いジョブ程度ですか?」
猫「そうですね。まだ始まったばかりですからね」
ラウンド2
豚「こちらは1分の画像です」
猫「まだ1分ですか。もう2ラウンドですよ」
豚「早いですね」
豚「ガッツリいってます」
豚「クリスティアーノはセンターバックに下げましたが、このプレーはどうでしょう?」
猫「これは完全にヤコヴィッチがクリスティアーノを抑え込んでますね」
豚「と言うと?」
猫「クリスティアーノは前を向きたくても向けません。完全に体を寄せてるからです。そして低い位置まで押し戻されています。ヤコヴィッチの完勝と言っても過言ではないです」
ラウンド3
豚「こちらは2分です」
猫「開始2分で3回の攻防戦ですか」
豚「ここも激しくぶつかってます」
豚「クリスティアーノはヤコヴィッチが離れた瞬間にヒールパスをします」
猫「左SBの輪湖がオーバーラップしてきたので、ヤコヴィッチは輪湖に、クリスティアーノは中盤のセコンドに任せた瞬間ですね」
豚「輪湖に通れば決定機に繋がります」
豚「おっと!!ヤコヴィッチはこれを見切ってパスカットしました」
猫「ヤコヴィッチの読み勝ちですが、彼の足の長さも手伝ってますね。この時のヤコヴィッチは重心が後ろにかかってました。前にはなかなか足はでないですよ。それでもパスカットできたのは彼の身体的な能力も優ってる証拠です」
ラウンド4
豚「こちらは23分です」
猫「かなり空きましたね」
豚「こちらもヤコヴィッチはガッツリ行きます」
猫「ガッツリ行くのでクリスティアーノは下げるしか選択肢はないですね」
豚「輪湖から大谷と繋いで、再びクリスティアーノにボールが行きます」
豚「ここもインターセプト!」
猫「素晴らしいですね」
ラウンド5
豚「解説の猫煮小判さん。口数が少なくなってきましたが、次はラウンド5です」
猫「いや~。この対決は見応え抜群ですからね」
豚「25分です」
豚「空中戦です」
猫「この対決初となる空中戦ですね」
豚「アレッ?!プレーが止まりました。何があったのでしょう」
豚「あ~。明らかなハンドですね」
猫「これはしょうがないです」
ラウンド6
豚「次は26分です」
豚「ヤコヴィッチはレアンドロについてます。クリスティアーノは後ろのスペースに走りこんでます」
猫「『出せ!』って言ってますね」
豚「クリスティアーノは裏に抜けました。チャンスです」
豚「ん?ちょっと待ってください。あの後クリスティアーノはボールをロストしてボールはセコンドのレアンドロへ」
猫「なんかありましたね」
豚「ゴールキックになりましたが、セコンドのレアンドロとなんかあったようですね」
豚「ヤコヴィッチは顔を抑えてます」
猫「詳しく見てみましょうか」
豚「アッパーが入ったみたいですね」
猫「もう少し見てみましょう」
豚「あ~。セコンドのレアンドロが『俺も混ぜろ!』と言わんばかりのプレーです」
猫「余程世紀の1戦に出たかったんでしょうね」
豚「ヤコヴィッチは抗議しましたが認められず、試合は続行です」
ラウンド7
豚「次は35分です」
豚「クリスティアーノは前を向いてドリブルです」
猫「このマッチアップで初めてじゃないですか」
豚「裏に走る工藤へ絶妙なクロス」
猫「ヤコヴィッチは簡単に上げさせてしまいましたね」
豚「どうして上げさせてしまったのでしょう?」
猫「おそらく裏に走ってたレアンドロを気にしていたんでしょう。先ほどのプレーでレアンドロも参戦する気満々でしたから。しかし、クリスティアーノに簡単に前を向かせてしまったのはいただけないです」
ラウンド8
豚「36分です」
豚「裏に出ます」
豚「うまくボール奪取しました」
猫「まだまだありますよ」
豚「体を寄せて上手く挟み込んで取りました」
猫「枝村がプレスに来るまでに前を向かせなかったのが勝因ですね。それにしても本当にこの日のヤコヴィッチは効いてます」
ラウンド9
豚「42分です」
豚「GKの菅野からのボールです」
豚「競り合いです」
豚「これはファールか?」
猫「いや、これはノーファールです。上手くショルダーでブロックしました」
豚「調子に乗ってるヤコヴィッチ。ここでいつ覚えたかは分からない関西弁を使いました」
猫「前半のすべてのマッチアップ、ほぼ勝ってますからね」
ラウンド10
豚「後半です。時間は64分。かなり空きましたね」
猫「そうですね。ヤコヴィッチのタイトなマークに苦しんでいたので、低めの位置にいて枝村とマッチアップしたり、中にいることが増えましたからね」
豚「確かに。後半は武富やレアンドロとマッチアップする機会が増えましたもんね」
豚「空中戦です」
豚「クリスティアーノが競り勝ちます」
猫「レアンドロが裏に抜けてますよ」
豚「お~。ここはレアンドロには合わず」
猫「しかし、競り合いではクリスティアーノが上回ってましたね」
豚「え?そうなんですか?」
猫「2枚目を見てください。完全に体を入れてますよね。ヤコヴィッチは体制的に競り合いがしずらくなっているわけです」
豚「なるほど」
ラウンド11
豚「69分です」
豚「ボールが出ます。」
豚「ヤコヴィッチはスピードはありますが、ここはクリスティアーノに軍配!」
猫「GKの杉山力裕が出ますよ」
豚「力裕のクリアがクリスティアーノに当たりゴールラインを割ります」
猫「セコンドとして素晴らしい働きです」
ファイナルラウンド
豚「いよいよ最後のラウンドです」
猫「長かったですね。いよいよ最後ですか」
豚「71分です」
豚「茨田から大谷へ展開されます」
豚「大谷が折り返し、2人の元へ」
豚「アレ?2人が睨み合ってます」
猫「あ~。完全にやりあってますね」
豚「詳しく見てみましょうか」
豚「あ~。手が出てます」
猫「前半にもそのようなシーンがクリスティアーノ側にもあったので御相子ですね」
豚「以上で試合は終了です」
猫「決着はどうなったんでしょうかね」
豚「結果が出ました。結果は......。なんと引き分け!!スコアレスドロー!!」
猫「この試合と同じかい!」
豚「そりゃあそうです。お互い勝ち点1なので、この勝負も引き分けです」
豚「2人とも悔しがってますね」
猫「素晴らしいマッチアップが続きましたからね」
豚「次回の対戦はセカンドステージ第15節。IAIスタジアム日本平です。この試合も楽しみですね」
猫「お互いいい状態で戦いたいですね」
豚「ではここで日立台サッカー場から失礼します。解説の猫煮小判さん、本日はありがとうございました」
猫「こちらこそありがとうございました」