ボツ記事復活企画第2弾:河井陽介/ドリブルからアシストまで@J1リーグ第10節vs名古屋グランパス
ボツ記事復活企画第2弾!!
今回は河井陽介のアシストに至るまでのプレーの一連を紹介します
明治安田生命J1リーグ第10節 vs名古屋グランパス@パロマ瑞穂陸上競技場
前半43分
カウンターのシーン。河井陽介がボールを受ける
ルックアップ
前に北川航也が走る。河井は左から走ってくる竹内涼をチェック
竹内は赤丸のエリアへ走る。河井は、今度は右を走るクリスランへ目線を移す
河井、もう1度左の竹内へ目線を動かす
河井が左をチェックすることで相手DFが右方向へ動けるように左足に体重をかけてきた
北川が裏に抜けだすと同時に河井は前へルックアップ
相手DFはストップしディレイをかける。
河井の左から上がってくる竹内を警戒し右を切る。しかし河井はルックアップしていることからこの状況は把握済み。
北川の狙うは名古屋DFホーシャの背後。河井も「そこしかない!」というところへラストパス
河井からのパスが狙い通りの場所へ。勝負あり。
河井はこの一連のプレーにおいて複数のパスコースを確認している。1つしかパスコースを把握できないパサーは簡単に足止めを喰らう。河井はパスコースを把握するために5回首を振っている。スペースが確保できる北川と竹内に2回ずつ。予備感覚でクリスランに1回。確認するタイミングとルックアップのタイミングが絶妙であり、またドリブルスピードを落としていない。高い個人スキルでカウンターを成立させてみせた。