豚に真珠

サンバのリズムに乗せられて、いつの間にかそのオレンジ色に魅了される。それが清水エスパルスというチームなんだ

ゼ・リカルドのモダンサッカーとビルドアップの手引き書

「ポケモン」、ガチでやったことあります? ストーリー中心にやってると分からない、バトルガチ勢っているじゃないですか。全クリしてからが本番だ!みたいな。ストーリーでは絶対使わない技ってありますけど、はいそうです補助技ってやつです。ガチ勢だと補…

ダービーへ向けて、ジュビロ対策の振り返りとドゥンガの残した言葉/さぁ、やってやろう!

多くの人が 「そんなことできるわけがない」 「無理だ」と言うが、 試してもいないのに、 なぜそんなことがわかるんだい? ドゥンガ ◻️ジュビロの5バックと圧縮守備 第32節鹿島アントラーズ戦より 3421で戦うジュビロの守備の陣形は541。トップを最前線に残…

拝啓 ジュビロ磐田様

あ~、ウチが勝つんで夜露死苦。 ダービーは戦争じゃあボケェ~!

【Play back the GAME】2016年J2リーグ第34節 セレッソ大阪vs清水エスパルス/帰ってきたファンタジスタ:奇跡の始まり

■帰ってきたファンタジスタ 2022年、新たな背番号“18”を背おう男、白崎凌兵。2018年を最後に鹿島アントラーズ、サガン鳥栖を経て4年ぶりに戻ってきた。様々な経験を手土産に、再びオレンジのユニフォームに腕を通す。 さて、その白崎と言えばで思い浮かべる…

ロティーナ流ゾーンディフェンスとボールを持たせる意味/2人の司令塔@その名は片山瑛一、原輝綺

■ゾーンディフェンスとは www.butani-sinju.com 書くのめんどくさいので、過去記事のこれを読んで下さい。仕組みや原理原則は一緒です。 ここで書くゾーンディフェンスは、“ボールを持たせる”という守備。ポジショナルプレーはイコールポゼッションサッカー…

今後のブログ展開について

皆さん、お久しぶりです。 今回なんですが、今後のブログ展開や方向性についてのご連絡をしたいなと思っています。 Sportsnavi+ にて「猫に小判」を立ち上げて早7年になります。そんなに経つんですね。当時、そんなに多くはなかった戦術分析をメインとしたブ…

ディサロ燦シルヴァーノ@ゴール集/その嗅覚、ホンモノ

今シーズン、新たに加入する新ストライカー、ディサロ燦シルヴァーノのゴールを2つ紹介。 まずは2020年J2リーグ第8節徳島ヴォルティス戦から ボールが左サイドへ。オレンジ丸がディサロ。 クロスが上がる。ディサロ、動き出す。狙いは白丸の相手DFの前。この…

【Play back the GAME】2011/2012ラ・リーガ第29節 ビジャレアルvsレアルマドリード/Who is Lotina?

稀に見る超大型補強を遂行した今年の我がエスパルス。今オフの話題を総なめしておりますが、まずはこの人が全ての始まりでしょう。新監督ミゲル・アンヘル・ロティーナ。バスク出身のスペイン人です。スペインといったら攻撃サッカーのイメージで、監督もペ…

清水エスパルス2020年振り返り その②

2020年、いろいろありました。オリンピック延期に首相CHANGE。GoToにイートは券だけで3種類もあって対応している店がまちまちだったり、まさかのfootballistaデビューしたり。短かったようで長かった1年でした。 では前回の続きです。 www.butani-sinju.com …

清水エスパルス2020年振り返り その①

2020年が終わります。コロナ渦に左右され、過密日程に左右され、ポジショナルに左右され、ネト・ヴォルピいつ使われるん?に左右され、無事にシーズンを終えることができました。何よりも1人もコロナに感染することなく1年を終えられたのは良かったし、この…

王者川崎を追い詰めた王国清水のプレッシング/まずはいたずらごころで壁張りや!!

いつかは“王者”と言ってみたいぜ!! ■追い出せ追い出せサイドへ追い出せ 433の布陣の川崎フロンターレに対して、平岡体制になってから442にシステム変更して王者に挑むエスパルス。エスパルスプレスの発信源は相手の中盤にボールが入った時。ファーストディ…

後藤優介  スペースを使う才能、"水を運ぶ"ストライカー

■縁の下で輝くストライカー FW。またはストライカーと呼ばれる役割。サッカー選手にとって花形でもある役割だ。最もゴールに近いポジションであり、誰よりも得点のチャンスが多いポジションだ。しかし、中にはゴールを狙うだけではなく、組み立てやチャンス…

エスパルス版ポジショナルプレー part1/ゾーンを破壊する者:その男の名は後藤優介

ZONEとは かつて結成された日本のガールズバンド。。。 DAZNとは スポーツ専門の動画配信サービス。。。 ふむふむ ■ゾーンとは? 間、とも言われる人と人の間に存在するスペースのこと。 このスペースのことですね。 ゾーンディフェンスを敷いてくるチームが…

ピーター・クラモフスキ―のポジショナルプレー/優位を生み出すビルドアップ

「目的は、相手を動かすことでありボールを動かすことではない」 ポジショナルプレーの先駆者、ペップ・グアルディオラの言葉である。 正しいポジショニングの下、位置的優位性を獲得しながら相手を動かしスペースを生み出す。ピーター・クラモフスキ―率いる…

西村恭史@ルックアップ、ルックダウンのタイミング

今季の注目の若手、西村恭史のルックアップとルックダウンを紹介する 後藤優介にパスが通った。 ルックアップとルックダウンのタイミング ルックダウンはボールの確認。ルックアップは次のプレーに移るまでの予測とビジョンを描く。ルックダウンで何を確認し…

ティーラシン・デーンダー。タイからやって来た超ハイブリッド型ストライカー

2020年、清水エスパルスの世界へようこそ。 今回の主人公は、2年ぶりにJリーグに帰ってきた“タイの英雄”ティーラシン・デーンダーを紹介。 超万能型ストライカー、ティーラシン ポジショナルプレーにおけるセンターフォワードは、ポイントゲッターだけでなく…

風吹けば桶屋が儲かる ~清水エスパルス移籍情報~

これが2020年新生エスパルスだ!! ここまでの移籍情報をもとに集めてみた結果、 去年の面影まったくなし!! 例年見ない大型補強を行った我がエスパルスですが、監督も変わり、戦術も大きく変わるということで、手っ取り早くメンバーから変えちまおうゼ!で…

【Play back the GAME】 2011年J1開幕戦 柏レイソルvs清水エスパルス@超アグレッシブ!元祖ポジショナルプレー/やっぱりゴトビが悪い!

明けましておめでとうございます。2020年も宜しくお願い致します。。 年明け1発目は毎年恒例の過去の試合を振り返ります。今年は2011年の開幕戦、柏レイソル戦です。 ポジショナルプレー × エスパルス ピーター・クラモフスキ―率いる新生エスパルスですが、…

2020年版エスパルス新モデル

2019年のシーズンが終わりました。 無事、来シーズンもJ1で迎えることができます、という事実からスタートしますが、今シーズンは振り返るには値するチームではないですし、来シーズンからクラブも大きく変わるので、来シーズンの展望をした方が年の瀬とし…

Shimizu S-PLUSE vs Jubilo IWATA ~FINAL Battle in Shizuoka Derby~

サガン鳥栖のジュビロ対策とフベロのプレーモデル/ダービーに向けて@我々が清水エスパルスである限り

■サガン鳥栖のプレッシング 4-4-2同士のぶつかり合いとなった1戦は、プレスの応酬で幕を開けた。まず仕掛けたのはサガン鳥栖。 鳥栖2トップはそれぞれCBへ。サイドハーフは、対面するSBとジュビロサイドハーフの2人を見る。 数的同数でのプレスを仕掛ける…

失点が減らない理由は攻撃にあり!! エスパルス、最大の問題とは?

シーズンも佳境に入りました。 我ら清水エスパルスの成績はというと、一時は最下位をさまよっていましたが、現在は11位。勝ち点は35で得点は40、失点は60。.........60!!!! まだ6試合あって60失点は凄いペースです。本来は最下位を独走するほどのペース…

吉本一謙@スライディング ~威風堂々~

明治安田生命J1リーグ 第21節 vs横浜F・マリノス 威風堂々 完全に入れ替わりながらも、スライディングで全てを帳消しに。背後からのスライディング、またペナルティーエリア内というリスクがありながらも堂々と決定機を防いで見せた。まさしくディフェンダー…

エウシーニョの右サイド問題と2019版新攻撃パターン/偽SBの憂鬱

ヒィィィィィィ~~~!! 皆さん、ウェンズデーナイトをいかがお過ごしでしょうか!! 僕はこの夏初期の日差しで早くも焼けています。日焼けフィーバーです。えらいこっちゃ!! ■大きく変わったビルドアップ では、まず最初に昨年の振り返りです。昨年のエ…

18/19のバルセロナを振り返ろう!!

いつもエスパルスばかり扱うと思うなよ!! 僕も1人のクレとして、今季のバルサは振り返らないといけません!! ラ・リーガ連覇、そしてシーズン最終戦となったコパ・デルレイファイナルをバレンシア相手に1-2で落として5連覇を逃して終了しました。ヨーロ…

新時代のFW。進化する北川航也の"ファルソ・9”

FW。時代と共に最も求められる役割が変わるポジション。 例えば50年代や60年代のサッカーは、アルゼンチンやレアルマドリードの英雄、アルフレッド・ディ・ステファノや最強の座をほしいままにしていたハンガリー代表のナンドール・ヒデグチが中心の5トップ…

エスパルスはジュビロに謝罪しなければならない

エスパルスはジュビロに謝罪しなければならない。 昨シーズン、ジュビロがなぜ16位に終わり、J1参入プレーオフに行かなくてはならないのかというと、それはエスパルスが悪いのだ。なぜなら昨年の10月7日、日本平でのゲームで我らエスパルスはジュビロ相手に5…

エスパルスが上手くいかない理由を考えてみよう

質問コーナー!! ここに集まった質問に、簡単に答えていきたいと思います!! それではスタート!! Q.なんでエスパルスは勝てないんですか? A.知りません。僕が知りたいぐらいです。 Q.なんでエスパルスは失点が止まらないのですか? A.知りません。僕が…

吉原炎上:第1節ジュビロ磐田vs松本山雅FC/偽SBの憂鬱

ヒィィィィィィ~~~!! 皆さん、サタデーナイトをいかがお過ごしでしょうか!! 僕は花粉症で鼻がOUTです。鼻詰まりフィーバーです。えらいこっちゃ!! ■炎の偽SB 昨シーズンの3バックから4バックに変更したジュビロ。スタメンに1人も本職SBがいないメン…

ヨンソンエスパルス、進化への道/PL第21節ウォルバ―ハンプトンvsクリスタルパレス

明けましておめでとうございます。2019年1発目の記事です。 毎年、新年1発目は過去の試合を振り返ってきましたが、今回は視点を変えてプレミアリーグを見ていきます。どのチームかというと、マンチェスターユナイテッドでもなくシティでもなくリバポでもあり…